外部リンクがSEOへ与える影響は?基礎知識と正しい設置方法を紹介

外部リンク

外部リンク

外部リンクと聞くと、被リンクのことだけをイメージする人も多いのではないでしょうか。外部リンクは、外から受ける被リンクだけでなく、中から外に発信するリンクのことも指します。それぞれのSEOに対する影響についてご紹介致します。

外部リンクとSEOについて

そもそも外部リンクとはどのようなものを指すのでしょうか。

外部リンクとは

外部リンクには大きく分けて2種類のリンクがあります。

1つ目は、外部のサイトから自身のサイトへ向けて発信されるリンク。このようなリンクを被リンクと呼びます。被リンクは、自身の管理しないサイトから発信されるため、基本的には自身でそのリンクを変更することはできません。

2つ目は、自身のサイトから外部のサイトへ向けて発信するリンク。このようなリンクを発リンクと呼びます。発リンクは、自身のサイト内に記述したaタグから発信するため、基本的には自由に変更することができます。

では、この2つのリンクが与える、SEOへの影響とは、どのようなものなのでしょうか。

  1. 外部のサイトから受ける「被リンク」
  2. 自身のサイトから発信する「発リンク」

1.被リンクがSEOに与える影響

被リンクは、SEOにとってとても重要な役割を果たします。例えば、権威性のあるサイトがあなたのコンテンツを支持したり、SNSからの反響があった場合が上げられます。

このような、信頼性の高いリンクを多く集めるサイトやコンテンツページは、検索エンジンの評価を向上させるのです。しかし、被リンクも良いものばかりではありません。

自身でSNSアカウントを量産してリンクを作ったり、業者から購入した被リンクは、人工リンクと呼ばれ、逆にペナルティーの対象にもなってしまうのです。

2.発リンクがSEOに与える影響

発リンクは、自身のサイトから発信する外部のサイトへのリンク。または自内部のページへのリンクです。外部サイトへリンクを流す場合、リンクジュースは外部へと移ります。そのため外部への初リンクはあまり良くないと考えも。

しかし、その内容がコンテンツを良くするための外部リンクであれば別です。例えば、このブログ内でもよく使われる、Google公式の声明を引用する外部リンクはまさに良い例でしょう。

このように、正しく適切な箇所に施された発リンクは、SEOにとって良い影響を与えます。

外部リンク(発リンク)の設置方法

発リンクの設置方法は、外部サイトへのリンクと、内部サイトへのリンクで、記述の仕方が少し変わります。外部と内部2つにわけで紹介していきましょう。

外部サイトへの発リンク

外部サイトへ発リンクを送る場合、検索エンジンはその外部サイトまで巡回し、評価の対象にしようとします。しかし、外部サイトは基本的に編集することができません。そのため、同じ基準で評価されては困るのです。

そこで、自身のサイトと同様の評価でクロールすることを避けるため、クロールの拒否を指示する『rel=”nofollow”』を設置すると良いでしょう。

また、同じタブ内でページを開いてしまうと、ユーザーが戻れなくなる可能性も。この場合、別タブで開く動作を意味する『target=”_blank&gt”』をaタグ内に入れるよと解決できますよ。

書き方はこのようになります<a href=”http://xxx.jp/” rel=”nofollow” target=”_blank”>

内部ページへの発リンク

内部のページへ発リンクを送る場合は、基本的に何も記述する必要はありません。followが必要なのでは?という話もありますが、followを入れなくても検索エンジンはリンク先を読みに行くのです。

書き方はこのようになります<a href=”http://xxx.jp/”>

まとめ

外部リンクがSEOへ与える影響として、特に重要なのは被リンクの充実。沢山の良質な被リンクを受けることは、あなたのサイトがそれだけ認められているということです。

被リンクを受けるためには、専門性や権威性のあるサイトにすることを意識しましょう。