「アフィリエイト広告からの獲得が出ない。」
「このアクセスがあれば10万円以上稼げるはずなのに数千円にしかならない。」
そんな人は広告の張り方に問題があるかもしれません。数々のアフィリエイト広告を見てきて、獲得が出ない広告の張り方には共通する特徴がありました。
この記事では、NGな掲載方法と改善方法を紹介します。
ユーザーの欲しいものが無い
掲載している広告が、ユーザーの求めてる広告でないとき、いくらアピールをしたところで反応はありません。
獲得が出にくい商品を調べてみると、ユーザーのためにならない酷評の多い商品だったり、他と比べて明らかに見劣りしている場合もあります。このような商品を押すと、サイト自体の信頼性も失われてしまうので注意しましょう。
また掲載している記事やサイト自体にマッチしていない可能性もあります。そのサイトに来たユーザーが本来欲しいものでないときはその商品が売れるはずもありません。
改善点:獲得が出ない広告はすぐに入れ替える
掲載していても獲得が出ないと判断した場合は、すぐに他の広告と入れ替えるのが得策です。広告の良し悪しは、自分で決めるのではなく、ユーザーに判断してもらうのが一番。
どんなに有名な商品でも、ユーザーに買いたいと判断されない場合もあります。自身の感で広告を掲載するのではなく、ユーザーの反応を見ながら、数値で判断するようにしましょう。
バナーを貼っているだけ
ASPから取得したアフィリエイトバナーを無造作に貼っているだけの広告掲載をしていませんか。目立つ場所に広告を貼るだけではユーザーはその商品に興味をそそられません。
また、記事の導線とは関係ない、場所にや目立たない下部に掲載しても反応はありません。ユーザーの進み方を意識したバナーの張り方が重要となります。
改善点:ユーザーが欲しくなる説明を入れる
広告を掲載するときは、バナーを貼るだけではなく、広告のアピールポイントを抑えなければなりません。そのためには、広告の中身をしっかり見て、何をアピールできるのかくまなく探すようにしましょう。
そして、紹介する商品の良いところや、おすすめのポイントを説明してバナーを掲載すると、驚くほどユーザーの動きは変わってきます。特に「期間限定」や「特別割引」などの表現はユーザーの心をグッと捉えますよ。
注意点として広告掲載事項に違反しないこと。過度にユーザーを訴求する文言は広告主が禁じている場合があります。掲載前には、ASPの広告内容をしっかりと確認するようにしましょう。
商品の単価しか見ていない
広告を選ぶ時、商品の単価ばかりを意識していませんか。アフィリエイト広告は、同じような商品でも獲得の出やすいものと出にくいものいがあります。
一番わかり易いのは成果地点。例えば下記の2パターンの場合、どちらのほうが早く収益化できるでしょうか。
(A)単価:1,000円 成果地点:無料会員登録
(B)単価:9,000円 成果地点:定期購入への申込み
答えは(A)です。(B)の場合は、単価9,000円であっても、定期購入まで申し込みをしなければ成果にはならず、報酬をもらうまでのハードルがとても高いです。
改善点:成果地点までの手順を実践する
このような成果地点の良し悪しは、自分がユーザーになってみないことには、なかなか理解できません。とはいえ、実際にお金を払う必要はありません。
お金を払わずに進めるギリギリのところまで進み、ユーザーが登録しやすいのか、ユーザーが支払う料金はいくらなのかを見ていくと、成果に繋がりやすい案件かどうかが見えてきますよ。
もしも単価だけで選んで広告を掲載していた場合は、単価を下げてでも成果地点の浅い広告を選んでみて下さい。
ユーザーの検索意図を意識していない
アフィリエイト広告で収益を上げるには、集客するユーザーの質もとても重要になります。例えばブランド腕時計を売りたいのに、無料腕時計で検索するユーザーばかりを導入しても売れるはずはありません。
ユーザーが検索するキーワードはアフィリエイトの売上に大きく左右されるのです。例え少ない検索ボリュームであっても、そこが売上の主軸になることもあるんですよ。
改善点:集客するキーワードを意識する
広告を求めるユーザーは、どんなユーザーなのか、ペルソナをイメージすることはとても重要です。そのユーザーが検索しそうなキーワードを考え、求める記事を書くことで、大きく売上を伸ばすことができます。
まとめ
アフィリエイトは只々広告を貼っていれば獲得に繋がるものではありません。広告をアピールし、ユーザーの心を動かす文章を書くことで、成果に繋げることができるのです。
もしも獲得が出ないで悩んでいるのであれば、先ずは掲載方法から見直してみましょう。それでも獲得が出ないときは、広告を見直して、差し替えてみましょう。