SEOキーワードの正しい選び方とタイトル付け

SEO キーワード 検索

SEOにおいて、検索順位の上がり下がりに大きく影響を及ぼすタイトル付け。ユーザーの検索意図にマッチし、Googleに評価される正しいタイトルを付けるには、キーワードの選定は必要不可欠。間違ったキーワード選びやタイトル付けをしてしまうと、どんなに良い記事でも全然評価されないことも。そこで正しいキーワード選定をするための方法と、ツールを使ったキーワード選び方を紹介します。

SEOキーワードの選び方の重要性

SEOにとって、キーワード選びが大事な理由。それは、検索する単語の微妙な組み合わせの違いにより、検索意図が全く変わってくるから。

例として『ブログ おすすめ』と『ブログ 人気』、この2つの検索結果を比較。『ブログ おすすめ』をGoogleで検索した場合、検索1ページ目に出てくるのは『ブログ作成サービスの比較記事』。次に『ブログ 人気』で検索してみると、検索1ページ目に出てくるのは『芸能人や人気ブロガーのおすすめブログ』でした。

このように、キーワードが少しずれるだけで、自分の思っていた検索意図と、実際にGoogleが表示する検索には差が出ることも。つまり、キーワードとなる単語が少し変化するだけで、狙うユーザーや書いていく記事の内容を大きくを変化させなければならないのです。

では実際に記事を書いていく時、どのようにタイトルをつければよいのでしょうか。以下は実際に僕がやっている方法と順番です。

  1. 書きたい記事のメインキーワードとなる単語を1つ決める
  2. サジェストで複数の共起語を集める
  3. キーワードプランナーで検索ボリュームの大きいものを探す
  4. 共起語を入れた検索キーワードをGoogleで検索
  5. 上位10記事のタイトルと中身から共通点を見つける
  6. メインキーワードをできるだけ前に置き、タイトルを付ける

ざっくりですが、こんな感じ。これからこの内容に沿って詳細を順に説明していきますね。

ツールを使ってキーワード選定

ここからの説明するのは、メインキーワード選びと、共起語の選び方。とくに重要な共起語選びは、専用ツールを使って、バッチリ収集しましょう。

メインキーワードを決める

記事を書くには、どんな記事でも先ずは書く内容を決めなければなりません。すぐに書く記事の内容が決まれば良いのですが、どんな記事を書くのか、なかなか決まらないときありますよね?そんなときの便利なツールがこちら。

  1. ahrefs(有料)
  2. ミエルカ(有料)

『ahrefs』『ミエルカ』は、月額1万円以上する有料版になりますが、その機能を使えば競合サイトを完全丸裸に。競合がどんなキーワードで順位を取っているか、導入数はいくつあるか等など、完全視覚化することができるんです。

関連キーワード取得ツールで共起語を選ぶ

関連キーワード取得ツールを使えば、サジェストのキーワードを全網羅。メインキーワードと合わせて検索される単語を把握すことができます。

そもそもサジェストって何?という方のために。サジェストとは、GoogleやYahoo!で検索する単語を記入したときに、予測として下部に出てくるキーワードのことす。このサジェストツールを使うと、沢山のユーザーがメインキーワードと合わせて検索した単語が表示されるんです。

使い方も簡単!『関連キーワード取得ツール』を開き、記事にしたいと思うメインキーワードを『検索キーワード』の中に打ち込むだけ。

最後に『取得開始』ボタンを押すと、GoogleやYahoo!で表示されるサジェストの語句が『全キーワードリスト(重複除去)』の中に表示されます。表示されたキーワードの使用方法は、次に紹介する『キーワードプランナー』へ。

キーワードプランナー

キーワードプランナーの使い方は2通り,1つは『キーワードの候補検索』。そしてもう一つは『検索ボリュームの把握』。

キーワードの候補検索

キーワードプランナーにも、『関連キーワード取得ツール』と同じように、キーワードに関連する単語の候補を予測して表示する機能が。そい使用方法は、ホーム>ツール>プランニング > キーワードプランナーと入り、『キーワードを検索』に自分が記事にしようと思っているメインキーワードを入力するだけ。最後に開始ボタンを押せば、関連する候補を一発表示。上部にある『キーワード候補をダウンロード』のリンクをクリックして、CSVレポートをダウンロードしましょう。

検索ボリュームの把握

検索ボリュームの把握には、先程キーワードプランナーで検索したの『キーワード候補』と、サジェストで検索した『関連キーワード』を使用。2つのキーワードデータを全てコピーして『検索のボリュームと予測のデータを確認する』の枠の中へ貼り付けます。

最後に開始ボタンを押せば、キーワードの表示回数やクリック数などが表示されます。『表示回数』の項目をクリックすれば降順に並ぶので、これでキーワード選びはバッチリ!表示回数が多くて、自分が書きたい記事に合ったキーワード候補を選びましょう。

検索意図に沿ったタイトル付け

ここから説明するのは、メインキーワードと共起語を組み合わせたタイトル作り。ここで注意してほしいのは、タイトルを作る時に、キーワードから自分勝手に予測してタイトルを決めたり、記事を書いていくのはNG!

Googleはユーザーの検索需要に合わせて、タイトルや記事の内容を評価するんです。そのため、ユーザーの検索需要を事前に調べることがとても重要に。

Googleで検索する

検索するキーワードが決まれば、先ずはGoogleでそのキーワードを検索。検索順位1位~10位にはどんなタイトルが並んでいるのか、そのタイトルは自分のサイトにマッチしているか、などなど沢山の情報を収集しましょう。

収集した情報は綺麗に整理し、共起語との組み合わせや、Googleが表示した競合サイトのタイトルから、どのようなタイトルが適しているのか分析。自分だけのオリジナルタイトルを作りましょう。

検索上位の内容を見る

上位1位~10位のタイトルが確認できたら、次は検索結果上位に表示された競合サイトがどんな記事を書いているのかをチェック。タイトルからは予測もできないような記事になっていませんか?

自分が書く記事の内容まで予測してタイトルを付けると、タイトルと記事がミスマッチしない綺麗なタイトルになりますよ。

まとめ

この記事の内容を簡単にまとめると、キーワードの選定に使うツール(無料)はこの2つ『関連キーワード取得ツール』『キーワードプランナー』。メインキーワードと関連する共起語を洗い出し、できるだけ表示回数の多いキーワードを狙いましょう。

タイトルを付けるときは、よく競合とGoogleの検索結果を観察すること。自分の思い込みでタイトルを付けて、そのまま記事を書くのはNGですよ。