イークスのSEO事例について、ファベルカンパニー様より取材いただきました。
ファベルカンパニー様よりインタビューいただき、ミエルカ導入事例としてご紹介いただきました。
「量より質」に移行し、9カ月で売上25倍!成長の軌跡とは? | ミエルカ導入事例
MIERUCA(ミエルカ)活用事例のご紹介。株式会社イークスは広告代理店業と女性向けメディアを運営しています。2019年から本格的な運営を開始したメディア「RoccoGirl」。ミエルカを活用して9カ月で売上25倍を達成した軌跡を代表取締役岡氏に伺いました。
当時のイークスでSEO的な変化がどのように起きたのか、取材時の状況を振り返ります。
SEOは「インテント」の理解×制作者のスキル
今でこそ「SEOはインテント(ユーザーの検索意図)の理解が重要」という情報があふれていますが、インテントをどのように理解して、どのようにコンテンツに落とし込むかを体系的に示したサイトは少なく、イークスでも非常に苦労した思い出があります。
インテントを理解する上で重要だったのは、ユーザーのカスタマージャーニーマップを意識することと、各ステップでユーザーが求める情報や感情を理解することです。
「ペルソナ」や「カスタマージャーニーマップ」などを活用することで、マーケティング活動がグンと楽になりました
検索ユーザーの「検索意図」を理解するだけでなく、その意図に合わせたコンテンツを制作できる「制作者」の存在が不可欠と考え、自分自身で化粧品検定1級やコスメコンシェルジュ、化粧品成分上級スペシャリスト、はたまた毛髪診断士などの資格を取得し、その中で重要と思えた資格を取得できるようスタッフの育成を行い、ライター全員がコスメコンシェルジュ資格を取得した状態でSEO活動を行いました。
当時のイークスが上手くいった理由とは
当時のイークスの成功の背後には、主に「コンテンツ数の蓄積」と「マーケティングの実施」という二つの重要な成功要因がありました。
初期の段階ではメディアに明確なコンセプトがなく、主にコンテンツの量を重視した運営方針を取っていました。このアプローチにより、大量のコンテンツが蓄積され、それが後のマーケティング戦略の基盤となりました。
この蓄積されたコンテンツを効果的に活用することで、イークスはマーケティングの分野で顕著な成果を上げることができました。
担当者がコンテンツ数を積み上げていなければ、マーケティングの導入でも利益を上げることはできなかったと思います。
これからSEOを始める人に伝えたいこと
SEOに取り組む際、外注に依存する小手先のアプローチではなく、サイト訪問者とのエンゲージメント(顧客との関係性)を構築することが重要です。
効果的なSEOは、単に検索エンジンでのランキング向上だけでなく、サイトのブランディングや顧客との信頼関係構築に貢献します。サイトに訪れるユーザーに価値ある体験を提供し、彼らとの繋がりを深めることが、長期的なSEO戦略の成功につながります。
また、取材記事では成功事例として取り上げていただきましたが、実際には数多くの失敗経験から生み出されたものです。SEOは小さな変更が大きな影響を及ぼすことがあり、その原因を理解しながらも、しばしば暗中模索の状態で進めなければならない難しさがあります。昨日「良い」とされていたことが、明日には「悪い」と判断されるようなことも多く経験してきました。
成功と失敗の両方から学び、柔軟に戦略を調整することが、SEOの成功には不可欠です。明日の成功を目指して、共に頑張りましょう!